まず高血圧というは、血圧の最高値が１４０ｍｍｈｇ以上、最低値が９０ｍｍｈｇ以上の状態を言います。具体的な自覚症状としては頭重・頭痛・肩や首の張りやひどい時にはめまいが動悸などがする事もあります。ただ無症状の事も多いのですが数値的にみて血圧が高めの方はそうでない方に比べると、脳血管疾患や心疾患などを発症するリスクが高いようです。
　高血圧は血管が硬くなったり、血管の中にコレステロールなどが詰まることによって血液が通りにくくなってしまった為に起こります。つまり、その通りにくくなった血管の中を血液が通り、またそれを体中に送らなければならないので心臓が圧力を高めてしまうことによって起こります。
　病院による治療では「降圧剤」を服用するのが代表的です。しかし一度飲みはじめると通常、一生涯飲み続けることになります。
　しかし鍼灸治療でも対応出来まして、方法としましては血圧を下げ安定させるツボに鍼をして、更に全身の筋肉を鍼によって適度に緩めることで自律神経を調整し血圧のコントロールをすることが出来ます。
　６０歳の女性の例では、高血圧による肩や首の張りが鍼灸治療によって初回から楽になり、定期的な施術によって血圧の安定を維持されています。このようにして安定した血圧の状態を保つことによって先に述べました脳血管疾患や心疾患などになってしまうリスクを減らすことも出来るのです。

＊効果には個人差があります。