「耳鳴り」とは耳の中で「ブーン」とか「キーン」といった音がする症状で、時には苦痛を伴う事もあります。
また「難聴」というのは人の話す声など、音が聞き取りにくくなったり耳が詰まったような症状を呈するものを言います。
もう少し詳しく話していきますと、まず「耳鳴り」ですがこの耳の中で聞こえる音というものは自分にしか聞こえなくて他人には聞こえないものなのです。ですので「数値」などで表せなくて、そのツラさも本人にしか分からないものとなります。
また「難聴」も人の話しなどが聞き取りにくくなってしまう為に、何回も聞き直すことになってしまいそういった事がとてもストレスになってしまうものです。
そして病院などに行ってもはっきりとした原因も特定されずらく、治療もこれといった奏功するものがないという事が多いというのが現状のようです。
しかし「鍼灸」ではこの「耳鳴り」や「難聴」に対する症例も多く、治療法としてはこれらの症状に対応すべく「ツボ」に鍼を打ったり、全身の調整をおこない「自律神経」の働きを調整することによっての改善される例も多くございます。

６０歳の女性の例ですが「耳鳴り及び難聴」の症状を訴ったえて来院されましたが、この患者さんは首や肩まわりの筋肉がかなり硬くなっていまして、このように「耳鳴り・難聴」を訴ったえる方の多くには同様のケースが多く、耳鳴りや難聴のツボに加えてこの首・肩まわりの筋肉をゆるめた事によってだいぶ症状は改善されました。
他の多くの症状にも言えますが、症状が出てから治療を開始するまでの期間が短い方が、やはり良くなる例が多いので早めに治療を受けることをおすすめ致します。

＊効果には個人差があります。